2025年7月6日 今日の出来事

両陛下、モンゴルに到着 歴代天皇初、国賓で1週間

両陛下、モンゴルに到着 歴代天皇初、国賓で1週間

天皇、皇后両陛下は6日、国賓としてモンゴルを公式訪問するため、東京・羽田空港を政府専用機で出発し、首都ウランバートルに到着された。同国訪問は、天皇陛下は皇太子時代の2007年以来で、歴代天皇、皇后としては初めて。13日に帰国する。

両陛下は8日、公式行事である歓迎式典やフレルスフ大統領夫妻との会見、晩さん会に臨む。旧ソ連に抑留されモンゴルで亡くなった日本人約1700人の慰霊碑も訪れ供花する。

日本は「特別なパートナー」 民主化30年、関係深化―モンゴル

日本とモンゴルは1972年に外交関係を樹立した。同国は90年以降、社会主義から民主主義に移行。その後両国関係は発展を続け、2022年には「平和と繁栄のための特別な戦略的パートナーシップ」に格上げされた。

比例投票先、自民18% 参政伸長8%、国民・立憲上回る

比例投票先、自民18% 参政伸長8%、国民・立憲上回る

共同通信社は5、6両日、参院選の有権者動向を探る全国電話世論調査(第2回トレンド調査)を実施した。比例代表の投票先は自民党が18・2%で、6月28、29両日の前回調査(17・9%)から横ばいだった。参政党は2・3ポイント伸ばして8・1%で2位に浮上し、国民民主党6・8%(6・4%)、立憲民主党6・6%(9・8%)を上回った。石破内閣の支持率は7・0ポイント下落して25・4%、不支持率は4・8ポイント増の62・6%だった。

「高齢女性子産めない」に抗議 参政党代表発言「尊厳傷つける」

「高齢女性子産めない」に抗議 参政党代表発言「尊厳傷つける」

「高齢の女性は子どもを産めない」と発言した参政党の神谷宗幣代表に抗議する集会が6日、横浜市で開かれた。参加者は「女性の尊厳を傷つけ、生きづらくなる」と批判した。

神谷代表は3日、参院選の第一声で「今まで間違えたんですよ、男女共同参画とか。女性の社会進出は良いことだが、子どもを産めるのも若い女性しかいない」などと述べた。

悪石島と小宝島から46人が避難 寮生らも 6日も震度5強が2回

悪石島と小宝島から46人が避難 寮生らも 6日も震度5強が2回

強い地震が続く鹿児島県十島村の悪石(あくせき)島と小宝(こだから)島の住民計46人(0歳~90代)が6日、村営フェリーで鹿児島市に自主避難した。4日に島外避難した悪石島の住民13人に続く第2陣。3日に震度6弱を観測した悪石島では6日午後にも震度5強の地震が2回あった。けが人や建物被害はなかった。気象庁は震度6弱程度の揺れに引き続き警戒するよう呼びかけている。

米テキサス洪水、死者50人超 なお約30人不明か

米テキサス洪水、死者50人超 なお約30人不明か

米南部テキサス州で4日発生した集中豪雨に伴う洪水で、少なくとも子供15人を含む50人超の死亡が確認された。州中部カー郡当局が5日、43人の死亡を発表。米メディアによると他の複数の郡でも計9人が亡くなった。サマーキャンプに参加していた少女ら約30人の行方がなお分かっておらず、さらに犠牲者が増える恐れがある。

報道によると、4日早朝に数カ月分の雨量に相当する激しい雨が降り、カー郡を流れるグアダルーペ川の水位が45分の間に約8メートル上昇。川が氾濫して周辺家屋が浸水し、多くの道路が寸断された。

中国、欧州との亀裂露呈 外相歴訪、安保・通商で溝…米関税期限前にけん制も

中国、欧州との亀裂露呈 外相歴訪、安保・通商で溝―米関税期限前にけん制も

中国の王毅共産党政治局員兼外相は6日、ベルギー、ドイツ、フランスの3カ国歴訪を終える。習近平政権は米国との長期対立を見据え、欧州との関係強化を急ぐ。しかし、今回の訪問では、安全保障や通商面で中国・欧州間の亀裂が露呈する結果となった。

カラス氏はウクライナ侵攻を続けるロシアに中国が物資支援を続けていると非難。中国によるレアアース(希土類)の輸出規制解除も求めた。王氏は「欧州が直面する問題は中国由来ではない」と一蹴。会談は約4時間続いたが、議論は平行線をたどった。