2025年6月28日 今日の出来事

岡山、広島、山口で36度台 29日も熱中症防止を…気象庁

岡山、広島、山口で36度台 29日も熱中症防止を―気象庁

日本列島は28日、高気圧に覆われて全国的に晴れた。気象庁によると、30度以上の真夏日になる所が全国観測点の5割を超え、前日に梅雨明けが発表された西日本を中心に35度以上の猛暑日になる所も相次いだ。広島県安芸太田町で36.4度、岡山県高梁市と山口県岩国市で36.1度を観測した。

主要都市の最高気温は仙台32.1度、東京都心(千代田区)33.8度、名古屋34.0度、大阪33.5度、福岡32.3度だった。

コメの民間輸入急増 5月1万トン超、前年平均の125倍

コメの民間輸入急増 5月1万トン超、前年平均の125倍

コメの価格が高止まりする中、民間企業による外国産米の輸入が急増している。財務省が27日公表した貿易統計によると、5月は1万607トンと、昨年の月平均の約125倍に達した。弁当や総菜といった中食や家庭向けで需要があるとみられ、小泉進次郎農林水産相は同日、「米価高騰をこのままにしておいたら、(輸入を)さらに加速化しかねない」と危機感を示した。

パンダ4頭、中国に向け出発 四川省成都の繁殖施設へ

パンダ4頭、中国に向け出発 四川省成都の繁殖施設へ

和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で飼育されてきた雌のジャイアントパンダ全4頭が28日、中国に返還される日を迎え、関西空港からチャーター機で四川省成都に向けて出発した。

4頭は母良浜(24歳)とその子の結浜(8歳)、彩浜(6歳)、楓浜(4歳)。今後は成都の繁殖研究施設で飼育される。国内のパンダは東京・上野動物園の2頭だけになった。

トランプ米大統領、核開発継続なら再空爆 イランの勝利宣言は「うそ」

トランプ米大統領、核開発継続なら再空爆 イランの勝利宣言は「うそ」

トランプ米大統領は27日、ホワイトハウスで記者会見し、イランがウラン濃縮活動を続け、核兵器保有の懸念が強まったと判断すれば、再び対イラン空爆に踏み切ると表明した。また、国際原子力機関(IAEA)や米国がイラン核施設を査察すべきだと強調した。

トランプ氏、「再び空爆」と警告 イランがウラン濃縮 懸念高まれば

ICC赤根所長が危機感を表明 米国の制裁で支障深刻

ICC赤根所長が危機感を表明 米国の制裁で支障深刻

ロシアのプーチン大統領やイスラエルのネタニヤフ首相に逮捕状を発付した国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長は27日、オンライン記者会見した。ネタニヤフ氏の逮捕状などを巡り米政府がICCの検事や判事に制裁を科したことを受け「力の支配が徐々に広がっていることに危機感を抱いている」と述べた。

制裁は米国人との取引を禁止した。赤根氏は、判事らは制裁を科されたことで海外への送金ができなくなり、「大きな支障が出ている」と明らかにした。