2025年4月26日 今日の出来事

「円高傾向で財布のひもが…」 GW初日、羽田空港は出国ラッシュ

「円高傾向で財布のひもが…」 GW初日、羽田空港は出国ラッシュ

ゴールデンウイーク(GW)が始まった。今年のGWは26、27、29日、5月3~6日の「飛び石連休」。平日に休みを取れば最長で11連休となる。26日はGWを海外で過ごす人たちの出国ラッシュが始まり、羽田空港(東京都大田区)は家族連れなどで混雑した。

全日空と日航の集計(18日時点)によると、GW期間中の国際線の予約数は全日空グループで約23万7000人、日航グループで約22万1000人。いずれも前年比で約10%増えた。国内線は、全日空グループが約119万4000人、日航グループが約93万3000人。いずれも前年より増え、大阪・関西万博が開催中の関西方面の予約も伸びているという。

GW初日、万博パビリオンに長蛇の列 一般来場客100万人突破

GW初日、万博パビリオンに長蛇の列 一般来場客100万人突破

ゴールデンウイーク(GW)が始まった26日、大阪市此花区の人工島・夢洲(ゆめしま)で開催されている大阪・関西万博は大勢の人でにぎわった。事前予約が不要のパビリオンや飲食店には長蛇の列ができていた。

万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)は26日、関係者を除いた一般来場客が25日までの13日間で100万人を突破したと明らかにした。連休初日の26日は好天に恵まれ、地下鉄を利用した入場者が集まる東ゲートは午前中から混雑した。

ローマ教皇の葬儀始まる、広場周辺に信者数十万人 トランプ氏も参列

ローマ教皇の葬儀始まる、広場周辺に信者数十万人 トランプ氏も参列

21日に死去したフランシスコ・ローマ教皇の葬儀が26日、バチカンのサンピエトロ広場で営まれた。ローマ教皇庁によると、日本を含む約160の外交団が参列。約50人の国家元首と約10人の君主も列席したとみられる。広場周辺には「貧者の教会」を掲げて社会的弱者に寄り添った教皇に別れを告げるため、世界各地からキリスト教カトリックの信者ら数十万人が集まった。

教皇庁によると、ひつぎは従来、糸杉などを使った三重構造になっていたが、教皇の生前の意向を踏まえて、質素な構造・材木に変更された。遺体はローマのサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂に埋葬され、墓は27日から一般公開される。後任を決める教皇選挙(コンクラーベ)は5月6~11日の間に始まる見通しだ。

トランプ氏とゼレンスキー氏が会談 決裂した2月以来の対面

トランプ氏とゼレンスキー氏が会談 決裂した2月以来の対面

トランプ米大統領は26日、フランシスコ・ローマ教皇の葬儀会場周辺で、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談した。ロシアのウクライナ侵攻を巡る米国の和平調停に関して協議したとみられ、ホワイトハウスは「非常に生産的な議論をした」と説明した。両氏が対面するのは、口論の末、ウクライナ国内の鉱物資源開発に関する協定の交渉が決裂した2月28日以来となる。

トランプ、ゼレンスキー両氏は26日の教皇の葬儀に参列するため、バチカンを訪れていた。ウクライナメディアによると、会談は数分間だった。

トランプ政権は「混沌」「恐怖」 発足100日控え…米世論調査

トランプ政権は「混沌」「恐怖」 発足100日控え―米世論調査

米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は25日、トランプ大統領就任100日が迫る中、米有権者の過半数がトランプ政権を「混沌(こんとん)」や「恐怖」と受け止めていると報じた。

同紙とシエナ大の共同世論調査で第2次トランプ政権を表現する言葉について尋ねたところ、混沌が適切と答えた人は66%、恐怖は59%に上った。これに対し、「刺激的」は42%だった。トランプ氏の政権運営を「支持しない」は54%に上り、「支持する」は42%にとどまった。

北朝鮮で新型駆逐艦の進水式 正恩氏演説、来年にも配備へ

北朝鮮で新型駆逐艦の進水式 正恩氏演説、来年にも配備へ

北朝鮮の朝鮮中央通信は26日、新たに建造された5000トン級駆逐艦の進水式が西部・南浦市の造船所で25日に行われたと報じた。金正恩朝鮮労働党総書記が出席し、「わが海軍の武力を現代化する上で突破口が開かれた」と演説。駆逐艦は来年にも海軍に引き渡される見通しという。

駆逐艦には「超音速戦略巡航ミサイル」や「戦術弾道ミサイル」などの攻撃兵器を搭載でき、正恩氏は「地上作戦に対する海軍の関与を強められるようになった」と強調。今後も巡洋艦などを続けて建造し、「遠洋作戦艦隊」を設ける考えを表明した。駆逐艦は、抗日闘争時代からの故金日成主席の盟友である故崔賢氏にちなみ「崔賢」と命名された。