【速報】旧統一教会への解散命令に関する判断を25日に示すか この日に裁判所に来るよう文科省と教団側に伝える
【速報】旧統一教会への解散命令に関する判断を25日に示すか この日に裁判所に来るよう文科省と教団側に伝える
旧統一教会に対する文部科学省の解散命令請求をめぐり、東京地裁が文科省と教団側に対し、今月25日に裁判所に来るよう伝えたことが、関係者への取材で分かりました。旧統一教会をめぐっては、2022年7月に安倍晋三元総理が殺害された銃撃事件をきっかけに、「高額献金問題」などが注目されました。
文部科学省はこの年の11月から教団に質問権を7回行使して関連する資料を集めたほか、被害者らへの聞き取り調査を実施。その結果、解散命令の要件である「組織性」「悪質性」「継続性」の3つを満たすと判断し、文科省は2023年10月、教団に対する解散命令を東京地裁に請求しました。
東京地裁は解散命令を出すかを判断するため、当事者双方から書面を提出させたり意見を聞く「審問」を実施したりするなど、非公開での審理を進めていましたが、今年1月27日には教団側が最終的な主張書面を提出して実質的な審理が終わり、今春にも判断を出すものと見られていました。
東・西日本、初の夏日相次ぐ 三重・尾鷲や高知、大分など…気象庁
東・西日本、初の夏日相次ぐ 三重・尾鷲や高知、大分など―気象庁
東・西日本は22日、九州南方にある高気圧の影響で晴れ、今年初めて最高気温が25度以上の夏日になる所が相次いだ。気象庁によると、高知市で25.8度、大分市で25.7度、三重県尾鷲市で25.6度を観測。宮崎県日向市は27.0度で、今年2回目の夏日となった。
関東でも東京都府中市で24.4度、練馬区と群馬県桐生市で24.2度、埼玉県所沢市で24.0度など、夏日に迫る所があった。
東・西日本の大半は26日ごろにかけて晴れ、最高気温が20度台の日が多いと予想される。各地の気象台が観測する桜(ソメイヨシノ)の標本木も開花する所がある見込み。
ぽかぽか東京都心23.6℃ 関東はしばらく暖かさ続く 満開迎えた菜の花の名所で早くも「日焼けが心配」

日中韓外相「首脳会談を早期に日本で開催」で一致 都内で会談
岩屋毅外相と中国の王毅外相(共産党政治局員)、韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外相は22日、東京都内で約1時間20分間、会談した。3カ国の首脳会談(サミット)をできるだけ早期に日本で開催するため、調整を加速する方針で一致した。3カ国が「未来志向」の協力を推進し、東南アジア諸国連合(ASEAN)と連携を強化することも確認した。
日中韓外相会談は2023年11月に韓国・釜山で開催して以来。日本が議長国を務めている。
岩屋氏は会談で、北朝鮮の核・ミサイル活動や露朝軍事協力の進展に懸念を表明。北朝鮮の完全な非核化が3カ国の共通目標だとして緊密な意思疎通を呼びかけた。ロシアによるウクライナ侵攻を受け、「力による一方的な現状変更の試みは世界のどこであれ、認められない」と訴えた。
米国防長官が訪日へ 硫黄島慰霊式に出席
米国防総省は21日、ヘグセス国防長官が来週初めから日本やフィリピンなどへの訪問を開始すると発表した。太平洋戦争の激戦地だった東京・小笠原諸島の硫黄島で、戦後80年の日米合同慰霊式に出席する。
ヘグセス氏の就任以来、訪日は初めて。中谷元防衛相らとの会談も予定している。訪日に先立ち、ハワイ州、米領グアム、フィリピンも訪れる。
パーネル報道官は「自由で開かれたインド太平洋という共通のビジョンの実現に向け、同盟の強化に取り組む」と訪問目的を説明した。
イスラエル国防相、支配地域の拡大指示 人質解放まで作戦継続
イスラエルのカッツ国防相は21日、声明を出し、パレスチナ自治区ガザへの地上侵攻について、「さらに支配地域を拡大するよう軍に指示した」と明らかにした。また、イスラム組織ハマスが人質を解放しない限り、占領地域を「恒久的に支配する」として、作戦を継続する方針を表明。イスラエル軍は最南部ラファや北部などで作戦地域を拡大し、ハマスへの圧力を強化している。
オレグ・ゴルジエフスキー氏死去 86歳、英に亡命「KGBの男」
オレグ・ゴルジエフスキー氏死去 86歳、英に亡命「KGBの男」
オレグ・ゴルジエフスキー氏(英国に亡命した旧ソ連の二重スパイ)21日のBBC放送(電子版)によると、ロンドン近郊サリー州の自宅で死去、86歳。事件性はないとみられている。
モスクワ生まれ。60年代前半に国家保安委員会(KGB)に入り、国内外で対外情報を担当。デンマーク駐在中、ソ連が民主化運動を弾圧した「プラハの春」に幻滅し、KGBに身を置きながら英国のために働くスパイとなった。西側に流した情報は、冷戦期の緊張緩和に寄与したとされる。
85年に亡命する一方、ソ連では本人不在のまま死刑判決を受けた。07年に英勲章を受章。在英の元ロシア情報機関員リトビネンコ氏暗殺事件(06年)の調査にも協力した。18年に出版された伝記はベストセラーとなり「KGBの男 冷戦史上最大の二重スパイ」として日本でも翻訳された。