2024年9月15日 今日の出来事

「労働時間規制の緩和撤回を」市民団体 総裁選で小泉進次郎氏主張

「労働時間規制の緩和撤回を」市民団体 総裁選で小泉進次郎氏主張

自民党総裁選(27日投開票)で「労働時間規制の緩和」が争点の一つに浮上していることについて、子育て当事者による市民団体「みらい子育て全国ネットワーク」(天野妙代表)が、緩和主張の撤回を求める緊急声明を発表した。声明文は13日付で、「働く子育て世代の声に耳を傾け、現実に即した討論を」と求めている。

規制緩和が進めば、「やりがいの搾取や、『自己研さん』という名の強制残業など、今もある問題がさらに悪化する強い懸念が拭えない」とし、まずは終業から始業までに一定の休息時間を確保する「インターバル規制」の義務化や、残業割増率を大幅に引き上げるなど、働き方改革を拡充する施策を導入するよう求めた。

65歳以上の高齢者、過去最多に 総務省推計、4人に1人が就業

65歳以上の高齢者、過去最多に 総務省推計、4人に1人が就業

16日の敬老の日にちなみ、総務省が15日公表した人口推計によると、65歳以上の高齢者は前年比2万人増の3625万人と過去最多を更新した。推計は15日時点。総人口に占める割合も過去最高の29・3%。働く高齢者も増えており、4人に1人が就業している。

65歳以上のうち女性が2053万人で、男性の1572万人を481万人上回った。80歳以上は1290万人で総人口の10・4%。2年連続で10%を超えた。主要国の高齢化率を比較すると、日本はイタリア(24・6%)やポルトガル(24・5%)などを上回りトップだった。

国立社会保障・人口問題研究所の推計では、第2次ベビーブーム(1971~74年)世代が65歳以上となる2040年には34・8%まで上昇する見通しだ。

米、4年半ぶり利下げへ 焦点は下げ幅と緩和ペース…17、18日にFOMC開催・FRB

米、4年半ぶり利下げへ 焦点は下げ幅と緩和ペース―17、18日にFOMC開催・FRB

米連邦準備制度理事会(FRB)は17、18の両日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、金融政策を協議する。インフレが落ち着く一方で、雇用の伸びが減速しており、2020年3月以来、4年半ぶりの利下げ決定は確実視されている。焦点は引き下げ幅と今後の金融緩和ペースに移った。

8月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.5%上昇と、伸び率はピークだった22年6月の9.1%から大きく低下。3年半ぶりの低水準となった。一方で就業者数の伸びは縮小傾向にあり、8月の失業率は4.2%と、23年初めから0.8ポイント上昇した。

NY円、140円台後半 一時年初来高値

NY円、140円台後半 一時年初来高値

週末13日のニューヨーク外国為替市場では、米国の大幅利下げ観測を背景に日米金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが広がり、円相場は1ドル=140円台後半に上昇した。午後5時現在は140円78~88銭と、前日同時刻比96銭の円高・ドル安。一時140円29銭まで上昇し、年初来高値を付けた。

8月の中国経済、一段と減速 生産と消費、共に伸び鈍化

8月の中国経済、一段と減速 生産と消費、共に伸び鈍化

中国国家統計局が14日公表した8月の鉱工業生産は前年同月比4.5%増と、伸びは前月から0.6ポイント悪化した。小売売上高も2.1%増と、0.6ポイント鈍化。景気減速が一段と鮮明になった。

中国では不動産の価格下落に歯止めがかからず、これが個人消費を直撃。内需低迷が生産を圧迫する悪循環を招いている。鉱工業生産の伸び鈍化は4カ月連続。

ノルウェー王女、「前世はファラオ」称する霊媒師と結婚 国論二分

ノルウェー王女、「前世はファラオ」称する霊媒師と結婚 国論二分

ノルウェーで王位継承順位4位のマッタ・ルイーセ王女(52)が8月31日、「前世は古代エジプトのファラオ(王)」と称する米国人シャーマン(呪術師、霊媒師)のデュレク・べレット氏(49)と結婚した。2人の関係に困惑する国民も多く、結婚の是非については「ノルウェーの国論を二分」(英BBC放送)しているという。

小豆島で日本一どでカボチャ大会 優勝は千葉県の434キロ

小豆島で日本一どでカボチャ大会 優勝は千葉県の434キロ

全国から巨大カボチャを持ち寄って重さを競う「日本一どでカボチャ大会」が15日、香川県の小豆島で開かれた。長野県や三重県など9県から40人が参加し、千葉県山武市の農業鈴木貞一さん(80)が434・6キロで初優勝した。

鈴木さんは友人に聞いてこの大会を知り、参加を目指して13年間巨大カボチャを育ててきたという。