大分・日田市で32・6度、全国55地点で真夏日…都心も今年最高の28・8度
大分・日田市で32・6度、全国55地点で真夏日…都心も今年最高の28・8度
18日は全国的に気温が上昇し、気象庁によると午後5時までに全国の55地点で、30度以上を記録する真夏日となり、多くの地点で今年最も暑い日となった。
特に西日本で気温が上がり、大分県日田市ではこの日全国で最も高い32・6度まで上がった。この気温は日田市での今年最高。そのほか、午後5時までに、福岡県久留米市で31・9度、同県朝倉市で31・8度、佐賀県白石町で31・5度、佐賀市で31・4度を記録した。
首都圏も暑い一日となり、都心の千代田区は今年最高の28・8度まで上がった。
「うまずして何が女性か」 上川氏、選挙演説で発言
上川陽子外相は18日、静岡県知事選の応援のため静岡市で演説し、自民党推薦候補の当選に向け「私たち女性がうまずして何が女性でしょうか」と述べた。新たな知事を誕生させるという趣旨とみられるが、出産したくても困難な状況にある人への配慮に欠けるとの指摘が出る可能性がある。
古都に初夏告げる薪御能 観客ら、幽玄の世界を堪能 奈良
古都に夏の訪れを告げる伝統行事「薪御能(たきぎおのう)」が17日、奈良市の春日大社などで始まった。観世(かんぜ)、金春(こんぱる)、宝生(ほうしょう)、金剛の四座の能と大蔵流狂言が競演。初夏の夕闇の中、揺らめく炎に幽玄の世界が浮かび上がり、詰めかけた観客らが堪能した。18日まで。
行事は平安時代の869(貞観11)年に興福寺の修二会(しゅにえ)で舞われた薪猿楽が起源とされ、その後全国に薪能として広まったという。
下町包むみこしの熱気、浅草 中日を迎えた三社祭
東京・下町の初夏の風物詩、浅草神社(東京都台東区)の三社祭が18日、中日を迎えた。44ある地元町会の、みこし約100基が練り歩き、町は熱気に包まれた。
湯川秀樹博士の愛した旧宅、京大の迎賓施設に 一般公開も予定
日本初のノーベル賞受賞者で理論物理学者の湯川秀樹博士(1907~81年)が、亡くなるまで24年間を過ごした京都市左京区の旧宅が改修・改築され、京都大の迎賓施設「下鴨休影(きゅうえい)荘」となった。建築家の安藤忠雄さんが無償で設計を引き受け、博士が愛した庭や居間などは元の姿のまま修理する一方、半円形で吹き抜けのロビーを新設。「新旧がぶつかりあいながら世界のことや家族のことを考える空間」になった。
湯川博士の遺族から旧宅と土地を購入して京大に寄付し、改修改築費も負担した長谷工コーポレーション(東京)の辻範明会長や安藤さん、京大の湊長博総長らが出席して完工式が17日あった。
NY株終値も4万ドル突破 史上初、景気先行きを楽観
17日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比134・21ドル高の4万0003・59ドルと初めて4万ドルの大台に乗せて取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策を転換し、早期に利下げを開始するとの期待から、米経済の先行きを楽観視した買い注文が優勢となった。
米国のインフレ鈍化を示す経済指標を受けて、FRBが9月にも利下げに踏み切るとの観測が再び高まっている。
5月17日は「大谷翔平の日」 ロサンゼルス市が制定
米大リーグで大谷翔平選手(29)が所属するドジャースの本拠地ロサンゼルス市は、背番号にちなんで5月17日を「大谷翔平の日」に制定した。大谷選手は同日、ロバーツ監督らと市議会を訪問。その場で決議文が手渡され、議場は大きな拍手に包まれた。
5月はアジア系・太平洋諸島系米国人の文化遺産継承月間になっている。決議にはロサンゼルス市議全員が賛成した。スーツ姿の大谷選手は「きょうこの日を迎えられてすごくうれしいですし、私にとってすごく特別な瞬間。ドジャースの関係者やファンの皆様に心より感謝申し上げます」とあいさつした。