2024年3月28日 今日の出来事

24年度予算、参院本会議で可決・成立…一般会計総額112兆円

24年度予算、参院本会議で可決・成立…一般会計総額112兆円

2024年度予算は28日、参院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立した。一般会計総額は過去2番目の規模となる112兆5717億円。能登半島地震の復旧・復興費用に充てるため、一般予備費として1兆円を盛り込んだ。

裏金の自民追加聴取、森喜朗氏も「含まれうる」 清和会元会長

裏金の自民追加聴取、森喜朗氏も「含まれうる」 清和会元会長

自民党は28日、参院予算委員会の理事懇談会で、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた追加聴取の対象として、過去に清和政策研究会(現安倍派)会長を務めた森喜朗元首相も含まれる可能性があると説明した。

首相、森喜朗氏への聴取に言及 裏金事件巡り「対象になり得る」

サプリ摂取、新たに2人死亡確認 紅こうじ使用、死者計4人に

サプリ摂取、新たに2人死亡確認 紅こうじ使用、死者計4人に

小林製薬は28日、「紅こうじ」を使ったサプリメントを摂取した2人の死亡を新たに確認したと発表した。いずれも27日に遺族から連絡があった。1人はサプリを摂取した後に腎疾患の症状が出た状態で死亡し、もう1人は2021年以降にサプリを使用していた。これまでに死亡が判明していた2人と合わせ、死亡した人は計4人となった。

LINEヤフーにデータ管理改善を勧告 流出問題で個人情報保護委

LINEヤフーにデータ管理改善を勧告 流出問題で個人情報保護委

政府の個人情報保護委員会は28日、通信アプリLINE(ライン)の個人情報流出問題で、アプリを運営するLINEヤフーにはデータの取り扱いの安全管理に不備があると認定し、体制の改善を勧告した。再発防止策の実施状況をまとめた初回報告を4月26日までに提出するよう求めた。

電気ガス代の補助金、5月分までで調整 ガソリンは延長か 政府

電気ガス代の補助金、5月分までで調整 ガソリンは延長か 政府

政府が電気・ガス代抑制のための補助金を5月の使用分まででいったん終了する方向で調整していることが28日、分かった。ウクライナ危機を背景に昨年1月使用分から始めたが、今年4月使用分まで現行の制度を続け、5月に支援を半減することを昨年決めていた。一方、今年4月末を期限としているガソリンなど燃油価格を抑える補助金は、5月以降も当面延長する方向だ。

日米韓制服組トップが電話会談 北朝鮮の挑発行為協議

日米韓制服組トップが電話会談 北朝鮮の挑発行為協議

米国防総省は27日、日米韓3カ国の制服組トップが電話会談したと発表した。自衛隊の吉田圭秀統合幕僚長のほか、米軍のブラウン統合参謀本部議長、韓国軍の金明秀合同参謀本部議長が参加。北朝鮮の最近の挑発行為などについて協議した。

国防総省は声明で「3者は、核・ミサイル開発を含む北朝鮮の挑発行為が、日米韓の連携を強化する重要性を反映しているとの認識で一致した」と述べた。ブラウン氏は会談で、日韓の防衛に対する米国の責務を改めて確認した。

北・東日本で暴風に警戒 低気圧が発達、高波も

北・東日本で暴風に警戒 低気圧が発達、高波も

気象庁によると、29日は、低気圧が発達しながら日本海を北東へ進むなどして、日本の東にある高気圧との間で気圧の傾きが大きくなる見通し。29日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は北海道と東北、関東甲信で23メートル(35メートル)。波の高さは北海道で6メートル、東北と関東で5メートル。

黄砂にご注意を 29~31日、北日本から西日本 交通障害の恐れも

黄砂にご注意を 29~31日、北日本から西日本 交通障害の恐れも

気象庁は28日、北日本から西日本の広い範囲で29日から31日にかけて黄砂の飛来が予想されるとして注意を呼びかけた。水平方向で見通しが利く距離「視程」が10キロ未満となる。場所によっては5キロ未満となり、交通への障害が発生する恐れがある。

自動運転バスに「AI車掌」 無人車内の不安を解消 北海道・上士幌

自動運転バスに「AI車掌」 無人車内の不安を解消 北海道・上士幌

公道で自動運転バスの定期運行を行っている北海道上士幌町は、完全無人運行の「自動運転レベル4」への移行を見据え、人工知能(AI)を活用して乗客と対話が可能な「AI車掌」を4月1日から同バスに導入する。車内のタブレット端末に映し出された男性キャラクターと自由に会話できるシステムで、無人の車内で乗客の不安を和らげるのが狙いだ。

中高年層、学び直し「してない」8割 趣味から始めるのも一手

中高年層、学び直し「してない」8割 趣味から始めるのも一手

民間研究機関のパーソル総合研究所の調査によると、仕事に関する「学び直し」をしていない中高年層は8割に上ることがわかった。キャリアアップや人手不足解消につなげる手立てとして注目されているが、仕事に絡む学習となるとハードルが高いと感じる人も多い。まずは趣味の分野から始めるのも一案のようだ。