内閣支持率16ポイント急落36％ 発足以降で最低 毎日新聞世論調査
毎日新聞と社会調査研究センターは20、21の両日、全国世論調査を実施した。岸田内閣の支持率は36％で、7月16、17日の前回調査の52％から16ポイント下落した。昨年10月の内閣発足以降で最低となった。不支持率は54％で前回（37％）より17ポイント増加した。
岸田首相が新型コロナ陽性 PCR検査で確認 外遊取りやめ
内閣官房は21日、岸田文雄首相が新型コロナウイルスに感染したと発表した。20日夜から微熱やせきなどの症状があり、21日午前にPCR検査を受け、午後に陽性が確認された。首相は首相公邸で療養している。同居している妻と長男は陰性だった。
首相は今月25日から31日まで、アフリカ開発会議（TICAD）に出席するためチュニジアを訪問し、カタールとアラブ首長国連邦（UAE）も訪れる予定だったが取りやめた。TICADは、オンラインでの出席を検討している。
右派思想家の娘、車爆発で死亡 プーチン氏に影響力も―ロシア
ロシアのプーチン大統領への影響力が指摘され、ウクライナ侵攻に全面的な支持を表明したロシアの右派思想家アレクサンドル・ドゥーギン氏の娘ダリヤ氏が運転していた車が20日、モスクワ郊外で爆発・炎上し、ダリヤ氏は死亡した。連邦捜査委員会は21日、爆発物が仕掛けられていたとして、殺人事件として捜査を開始したと発表した。
捜査委は「犯行は事前に計画されていたとみられる」と説明した。ドゥーギン氏もこの車に乗る予定だったが、直前になって別の車に変更したと報じられている。
「プーチンの頭脳」とも称されるドゥーギン氏は「ネオ・ユーラシア主義」を提唱し、反欧米の立場を取ってきた。ロシアが2014年にウクライナ南部クリミア半島を併合した際に支持を表明し、米国などの制裁対象となっている。
クリミア半島が攻防の焦点に 「占領一時的」ウクライナが奪還に意欲
2014年にロシアが強制編入したウクライナ南部クリミア半島では今月に入り、露軍軍事施設での爆発が相次ぎ、20日には主要都市セバストポリ市にある黒海艦隊司令部が無人機（ドローン）から攻撃された。ウクライナのゼレンスキー大統領は奪還に向けた意欲を示しており、今後、クリミアでの攻防が激化しそうだ。
クリミア半島では9日、ロシア黒海艦隊の航空部隊が拠点とするサキ航空基地で大規模な爆発が発生。この爆発で、黒海艦隊の戦闘機の半数以上が運用停止になった。
16日には半島北部ジャンコイの露軍の弾薬庫と、中部グワルデイスキーの露軍航空基地でも爆発が起きた。18日にはセバストポリ市の北にある露軍の航空基地近くで少なくとも4回の爆発があり、同市の当局者は露軍部隊がウクライナ軍の無人機を撃ち落としたと説明した。
渋谷母娘刺傷、逮捕の15歳少女「死刑になりたい」 殺人未遂容疑
東京都渋谷区円山町の路上で母と娘が刺された事件で、警視庁少年事件課は21日、殺人未遂容疑で現行犯逮捕したのは埼玉県戸田市の中学3年の少女（15）だったと発表した。母娘とは面識がなく、少女は「死刑になりたくて、たまたま見つけた2人を刺した」などと供述しているという。
逮捕容疑は20日午後7時20分ごろ、渋谷区円山町の路上で、歩いていた杉並区のパート女性（53）と女性の娘（19）の背中や腹などを包丁で切りつけ、殺害しようとしたとしている。女性は肩や腹などを刺され全治3カ月、娘は背中などを刺され全治3カ月以上の重傷。
少年事件課によると、凶器は刃渡り約8.5センチの包丁とみられ、それ以外にも現場からは折りたたみナイフや果物ナイフも見つかった。
全国で新たに22万6171人感染 日曜日では過去最多 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染者は21日、全国で新たに22万6171人確認された。日曜日としては過去最多。死者は226人で、重症者は前日より16人多い632人だった。
東京で新たに2万4780人感染 前週から2040人増 新型コロナ
東京都は21日、新型コロナウイルスの感染者が2万4780人確認されたと発表した。このうち2677人は千葉県の住民の自主検査結果を都内の医療機関がオンラインで診断する「陽性者登録センター」による登録分。前週日曜日（2万2740人）から2040人増加した。新たに29人の死亡も確認された。
【1年前の今日の出来事】 2021年8月21日
