2025年2月15日 今日の出来事

日本海側、荒天や大雪に注意 17日から、冬型強まる

日本海側、荒天や大雪に注意 17日から、冬型強まる

気象庁は15日、日本付近が17日から19日ごろにかけて強い冬型の気圧配置となり、北―西日本の日本海側を中心に荒天や大雪になる所があるとして、交通障害や農業施設への被害、雪崩に注意するよう呼びかけた。

気象庁によると、17日は気圧の谷が日本付近を通過し、次第に冬型の気圧配置が強まる見込み。上空に流れ込む寒気の影響で、その後も冬型の気圧配置が続く。

17日から18日は大荒れとなる恐れがあり、19日ごろにかけて東日本の日本海側を中心に警報級の大雪に警戒する必要がある。

自傷や自殺未遂、20代が最多 救急搬送は2000件中28%

自傷や自殺未遂、20代が最多 救急搬送は2000件中28%

自殺未遂などの救急搬送症例を登録するシステム「自傷・自殺未遂レジストリ」が始まった2022年12月から23年末までに集積された1987件のうち、年代別は20代が570件(28・7%)と最多だったことが15日、運用団体がまとめた24年報告書で分かった。救命救急センターからの退出時も「死にたい」という気持ちがあったケースが全体の2割に上った。

日韓タワーがライトアップ 国交正常化60周年で

日韓タワーがライトアップ 国交正常化60周年で

今年の日韓国交正常化60周年を記念し、東京タワーと韓国・ソウルのNソウルタワーを同時にライトアップするイベントが15日夜、両政府の主催で開かれた。東京タワーは韓国の太極旗をあしらった白、赤、青の3色に点灯。Nソウルタワーは柱部分に60周年のロゴマークが映し出された。

両国での点灯式には、日韓双方の大使がそれぞれ出席した。水嶋光一駐韓大使はソウルで「より良い未来に向けて進むことができるよう、日韓の友好と信頼の火をともし続けたい」とあいさつ。朴※(※は吉を2つ横並び)熙駐日大使は東京で「韓日関係の発展は、たくさんの方が努力し、数多くの困難を克服しながらつくったものだ」と述べた。

「北朝鮮非核化」堅持 米韓外相、初の対面会談

「北朝鮮非核化」堅持 米韓外相、初の対面会談

韓国の趙兌烈外相は15日、ドイツ南部ミュンヘンでルビオ米国務長官と会談した。トランプ米政権発足後、対面での会談は初めて。韓国外務省によると、北朝鮮の核問題などを協議。「北朝鮮の完全な非核化」の目標を堅持し、政策の樹立と履行において緊密に連携していくと一致した。

トランプ大統領は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記との交渉に意欲を示しており、韓国では頭越しの米朝交渉への警戒感が広がる。趙氏は会談で、トランプ政権下でも北朝鮮対応で協調し、米韓同盟や日米韓協力などを「拡大、強化していこう」と呼び掛けた。

ゼレンスキー大統領、欧州軍の創設提言 ミュンヘン安全保障会議

ゼレンスキー大統領、欧州軍の創設提言 ミュンヘン安全保障会議

ウクライナのゼレンスキー大統領が15日、ドイツで開催中のミュンヘン安全保障会議で演説した。トランプ米政権が欧州防衛への関与を弱めることを念頭に「欧州軍」を創設すべきだと訴えた。

ゼレンスキー氏は「欧州と米国の古い関係は終わった。欧州のために警告する。欧州の軍隊を創設する時がきた。自分の未来を自分で決めるべきだ」と呼びかけた。トランプ米大統領について「欧州を市場として見ているが、同盟相手としては分からない」とも発言した。

「カツオが運ぶ春」 千葉・勝浦漁港に一番船、今年初水揚げ

「カツオが運ぶ春」 千葉・勝浦漁港に一番船、今年初水揚げ

全国有数のカツオ水揚げ量を誇る千葉県勝浦市の勝浦漁港に14日朝、今年初めてカツオ漁船が入港した。

一番船は三重県の漁船「第27源吉丸」(149トン)。3日に同県志摩市の和具漁港を出て、小笠原諸島の南方沖でカツオ約12・9トンとキハダマグロの幼魚など約5・6トンを一本釣りし、14日午前7時過ぎに入港した。山本隆源漁労長(46)によると、サイズは例年並みだが、量は「満足できるものではない」。燃料費の値上がりも頭が痛いとしつつ、「カツオ漁のシーズンは始まったばかり。これから頑張る」と語った。