新型コロナウイルスの新たな変異ウイルス「オミクロン株」。欧米各国では過去最多の感染者数になるなど、感染力は異常に強い。
日本でも各地で市中感染が確認され、沖縄ではこれまでにないペースで感染が拡大している。
重症化リスクは低いという報告が出ているが、感染が急激に拡大すると、医療機関に大きな負荷がかかる恐れがある。
いよいよ第6波が始まる !!!!!!
全国の新規感染者2000人を超える 昨年9月以来3か月ぶり
全国の新規感染者2千人超える 昨年9月以来3カ月ぶり(朝日新聞 2022年1月5日 17時36分)
全国で確認された新型コロナウイルスの新規感染者が5日午後5時時点で2000人を超えた。1日あたりの新規感染者が2000人を上回るのは昨年9月26日以来、約3カ月ぶり。
沖縄県では5日、623人の新規感染者が確認された。600人超は昨年8月28日以来。3日の130人、4日の225人に続き、日ごとに倍増する勢いで感染拡大が続いている。
東京都は前週の同じ水曜日(12月29日)の5倍にあたる390人。300人を超えたのは昨年9月26日以来、こちらも約3カ月ぶりだ。また大阪府は244人、山口県は104人となった。
厚生労働省 オミクロン感染者も自宅療養や宿泊療養を認める
オミクロン感染者も自宅や宿泊療養認める 厚労省、自治体に通知(毎日新聞 2022/1/5 20:13 最終更新 1/5 20:13)より抜粋
厚生労働省は5日、全員が入院している新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染者について、感染急拡大時に自宅療養の体制が整っていることを条件に、自治体の判断で従来株と同様に症状に応じて自宅療養や宿泊療養を認めると自治体に通知した。ホテルなどの宿泊施設などに隔離している濃厚接触者についても自宅で健康観察することを可能とする。
また、感染拡大と関係なく、陰性を2回確認する必要がある現行の退院基準についても変更する。発症日から10日間が経過すれば退院が可能。ワクチン未接種者の退院基準は現在の措置を継続する。
オミクロン株の感染者対応を巡っては、岸田文雄首相が4日の記者会見で見直しを表明していた。
倉持医師が警鐘 「オミクロン株、死者が少ないから軽い」は大間違い
倉持医師、オミクロン株「『死者が少ないから軽い』は大間違い」と第六波に警鐘(デイリー 2022.01.05)
宇都宮市「インターパーク倉持呼吸内科」の倉持仁院長が5日、TBS系「ひるおび!」にリモート出演し、新型コロナウイルスの“第六派”について「死者が少ないから軽いというのは大間違い」と指摘した。
オミクロン株の感染者について、当初の全員入院という基準が見直されたという話題。岸田文雄首相が4日に会見し、陽性者、濃厚接触者について「自治体の判断で症状に応じて宿泊・自宅療養を活用する」と変更することを公表した。
倉持氏は「感染者数が増えてしまって、施設が少ないからこういう運用に変えざるを得なかった」と分析。広まっているのがデルタ株からオミクロン株に変わっている点に注目し「デルタの時より死亡者数が少ないから軽いと見るのは間違い」と断じた。
オミクロン株に感染し死亡した状況などを至急分析するべきと提言。コロナではない一般の患者が病院にアクセスできないような状況が増えた場合の対策が急務だとした。「今のうちから各自治体、打てる手はすべて打つと。『(第)五波よりも死者が少ないから軽い』というのは大間違い」と重ねて警鐘を鳴らした。
米国の新規感染者1日100万人超、仏英は20万人超
米大統領「数週間は困難」 オミクロン株、感染の95%に’(産経新聞 2022/1/5 10:10)
バイデン米大統領は4日、新型コロナウイルス対策について演説し「数週間、困難な状況が続く」と強調、ワクチン接種を改めて呼び掛けた。ジョンズ・ホプキンズ大の集計では、1日当たりの新規感染者は3日に100万人を突破。感染力の強い新変異株オミクロン株が国内感染の95%を占めると推定されている。
<新型コロナ>フランスで新規感染27万人超 欧州の過去最多を更新も 重症者は拡大せず(東京新聞 2022年1月5日 18時55分)
フランスの4日の新型コロナウイルス新規感染者が27万人を超えた。これまでの最多だった昨年12月31日の23万人超を大きく上回り、欧州の過去最多記録を更新し続けている。
<新型コロナ>英国で新規感染者が初の20万人超え オミクロン株拡大、規制は強化せず(東京新聞 2022年1月5日 18時52分)
英国で4日、新型コロナウイルスの新規感染者数が21万8000人に達した。先月から新変異株オミクロン株が急拡大しており、初めて20万人を超えた。