政治・経済

非正規雇用が増えすぎた結果…「中間層が崩壊すれば、日本は沈没する」一流経営者の予言

企業はコスト競争力を高め、人件費や社会保障負担を削減するためにフリーターや派遣社員を増やしているが、長い目でみると日本の企業社会を歪なものにしてしまう。非正社員の増加は、消費を弱め、産業を弱めていく。崩壊し始めた社会構造が明確に姿を現す。その時になって気づいても「too late」だ。
政治・経済

日本の外貨準備高は1兆ドル超 G7諸国の4~13倍、9割が外為特会 スリム化求める声にも政府は慎重

財務省所管の外国為替資金特別会計で大部分が保有されている日本の外貨準備高が、先進7カ国で突出して多いことが、国際通貨基金のデータから分かった。物価高で国民生活が圧迫される中、特会に積み上がった巨額の外貨資産を経済対策や財政再建に活用すべきだとの声が与野党から上がっている。
社会

高学歴・理系エリートがカルトにハマる意外な訳 「論理」だけで世界を理解する危うさがある

一般的にカルトやそれに近いと見られている団体や宗教に高学歴の信者やメンバーがいることは珍しくない。かつてオウム真理教による事件が頻発していた時期には、幹部に高学歴、しかも理系のエリートが多数存在したことが大いに注目を集めた。
社会

創価学会、高額献金の実態を長井秀和が告発 「仏壇に2千万円」「脱会すると信者から“呪詛の言葉”」

宗教団体への高額献金を規制する必要性が叫ばれる中、創価学会が今年も“財務の季節”を迎えた。「池田大作」というカリスマのもと、社会の隅々にまで根を張り巡らせた巨大なる新興宗教教団。元エリート学会員のお笑い芸人・長井秀和が、組織の抱える問題を語り尽くした。
政治・経済

岸田首相「所得倍増」のはずが、防衛力強化のため「所得増税」を検討 溜まる一方の国民の不満

しかし、岸田首相の就任から1年が過ぎても、所得が倍増するような具体的な方策はとられていません。それどころか、物価上昇や円安で国民の生活は苦しくなる一方です。そのなかでの増税は受け入れがたい、という声が圧倒的に多いのも当然でしょう。
政治・経済

岸田政権「資質」「側近」「人材」どれもダメ 残る安倍・菅政治の負の遺産

岸田政権がダメな理由は何か。大きく3点あげられる。第一に、岸田首相自身の資質である。岸田氏は、安倍氏や菅義偉前首相のような「強権体質」はない。「聞く力」を信条としている。だが、その半面、優柔不断で迅速な決断ができない。
政治・経済

第2次補正予算案審議入り 自民・西田昌司議員がプライマリーバランスの黒字化目標の撤廃を総理に迫る

西田昌司氏は参議院本会議代表質問で、国債発行残高が増えても財政破綻は「到底考えられない」と主張。PB黒字化目標撤廃がウクライナ問題や物価高などの「危機を突破する最善策だ」と迫った。
政治・経済

秋葉賢也復興大臣「親族に政治資金を還流」「選挙運動員買収」疑惑 野党は秋葉大臣にロックオン 自民内から「岸田政権はもうもたない」

自民党・中堅議員:「岸田政権は、もうもたないでしょう。総理の周り、支える人が本当にいない。皆が当事者意識なく、他人事みたいになっている。『他人事内閣』ですよ」
政治・経済

「農地のグランドデザインを欠く日本の農業」(第50回毎日農業記録賞 平澤明彦・農林中金総合研究所理事研究員)

農地のグランドデザインを欠く日本の農業 第50回毎日農業記録賞×聞く(毎日新聞 2022/11/23 14:30 最終更新 11/23 14:30) 平澤明彦 農林中金総合研究所理事研究員 「食糧安全保障」を考えるには、戦後史を見通す作業が...
政治・経済

世界インフレのなか日本の「小国化」が止まらない…! 衰退するこの国を待ち受ける「残念な未来」

日本経済が世界に占めるシェアは急激に低下し、日本人の賃金も相対的に大きく下がっている。望むと望まざるとにかかわらず、日本は徐々に小国への道を歩み始めたと考えてよいだろう。
政治・経済

岸田内閣の支持率が下がり続ける理由 「国民放置」で党内への配慮を優先した結果か

「岸田首相は『関係性を重視した調整機能』に重きを置いたリーダーです。そのため方向性が見えにくい。いま問題なのは、その関係性重視の目が国民ではなく、内(党)へ向きがちになっていることです」
政治・経済

文春砲 〈証拠写真〉岸田文雄首相も選挙で“空白領収書”94枚 公選法違反の疑い

政治資金や選挙運動費用を巡る問題で寺田稔総務相を更迭した岸田文雄首相(65)が、昨年の衆院選(10月31日投開票)に伴う選挙運動費用収支報告書に、宛名も但し書きも空白の領収書を94枚添付していたことが、「週刊文春」の取材でわかった。
政治・経済

岸田首相はいつ見限られるか 「次の首相」を担ごうとキングメーカー麻生氏が目論む一手

岸田首相の迷走ぶりに当然、麻生氏の視野には、次の首相が入っているはず。今度こそ、河野氏を推すのか、それとも茂木氏か、はては第3の候補なのか。次の首相がだれになるかは、麻生氏の動向が大きく影響する。
科学・技術

仮想空間でもハラスメント メタバース 体触る、性的な言葉 横行

インターネット上の仮想空間「メタバース」で、ハラスメントが横行している。有志の調査では、利用者の半数が被害に遭ったことがあると答えた。メタバース市場は2026年度に1兆円を超えるとの試算もあり、子どもたちが利用する機会も増える。対策は急務だ。
政治・経済

ついに辞表提出! 寺田稔総務相の“意外な素顔と評判” 東大法学部→大蔵省(現財務省)→米ハーバード大学で修士号の「スーパーエリート」は各所で最低の評判だった…

仕えた官僚は「普段から態度が高圧的。報告などをしても怒るので接するのが怖かった」と漏らす。「とにかく法令や行政、国会運営について、文書や報告の中身は細部までこだわる。少しでも違っていると突っ込まれて直される」。政府関係者からは「『国会議員でも後輩だと見下すように威張るので嫌いだ』という人がいる」